中島について

日本一のみかん島・愛媛県中島。

松山沖に浮かぶ中島は、瀬戸内海国立公園に属する忽那諸島のなかで最も大きな島です。風光明媚な海岸線を結ぶ総延長はおよそ25キロ。島の全域に柑橘の畑が広がっており、瀬戸を吹き抜ける潮風と雨の少ない瀬戸内式気候が美味しい柑橘を育てるため、全国的にも有数の柑橘産地として知られています。

島が抱える問題

かつては15000人いた人口も、時とともに若者の島離れが進み3000人近くまで減少。そのうち55パーセントが65歳以上という超高齢化地域です。
全盛期の収穫時期は、山の頂上までオレンジ色に染まったといいますが、後継者不足による耕作放棄地が増えた現在は、急傾斜の山沿いを中心に雑木林が増え、広島側から海を渡ってきたイノシシが繁殖して、残った畑に甚大な被害を与えています。

笑顔と笑顔の真ん中に。「真ん中ブランド」誕生!

かつての島の活気を、もう一度取り戻すために。
NPO法人農音では中島産の柑橘のブランド化に取り組んでいます。