このところ、過疎化の深刻さをより一層感じております。
過疎というのは、地域から人が減る現象のことですが、
それが二次的三次的に、思いもよらぬ形になって地域に様々な影響を与えます。

商店がなくなっていくのは分かりやすいですが、
実はイノシシが年々増加していくのも、過疎化で耕作放棄地が増えたことが原因です。

このまま人口が減っていけば、生活基盤の維持も難しくなってくるであろう島しょ部。

少人数の地区に生活する市民に対しても、都市部との地域格差を感じさせないように行政の方々も動き回ってくれてるものの、やはり行政のカバーにも限度がある。
ましてや、民間のサービスになると、収益性が減っていけば維持が難しいのは当然。

 

昨日は、新聞社の方と、エリアサービスの継続し得る形について、2時間ほどお話をさせてもらいました。

 

過疎化が進む地域にとって
水道の検針員が確保できない、新聞の配達員がいないとか、
人材不足の悩みはつきません。
そういうニーズをフレキシブルに組み合わせていけば、新たな雇用につながると思いますが、
大きい組織が絡めば絡むほどそういったシステム構築が難しくなっていきます。

 

農音としては、当初からの考え「人こそ力」を信じて、移住促進を今後も進めていきます。
若い人が増えると新しいアイデアも生まれ、そこから突破口が拓けたり。

 

農音は愛媛県の田舎の離島、中島への移住を促進しています。
一度、ぜひ中島へと足を運んでみませんか?

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