地元ローカル局を始めとして、柑橘や移住というテーマでこれまでにテレビやラジオ、新聞、雑誌といろんなメディアに取り上げて頂きましたが、まさか週刊現代に情報を出すことになるとは・・・。

今回は農音というより、農音の一事業である『離島の空き家』からオススメ物件情報です。
『瀬戸内でのんびり暮らしたい』という巻頭カラー企画。

まぁ、今年の初めあたりから①世界的に瀬戸内地域の注目度が高まっていることと、②離島ブーム、③国内の急激な高齢化問題&空き家問題、④じんわり続く移住ブームなどを総括していくと、こういう企画が人気なのは必然なんだろーなぁ。
特に、ニューヨークタイムズの話題はインパクト大きかったし、その余波で、血眼になってネタ探しをしてる国内メディアの方々が瀬戸内の島に飛び付くのはよく分かる。

①については、要するに世界の中でも瀬戸内海の島が観光地としての上位にランクインしたわけで、でもそれはすでに観光地化されている島の話だから、直接的には中島にはさほど関係ない話。以前から一定数いる「観光地じゃないからこそ観光滞在する価値がある」と考えるニーズを少し刺激した可能性はあるが。そういう観光の在り方は、文化的だしすごく好感が持てる。僕も中島地区のツーリズムに関わる立場としてそういうふうな方向性を攻めたいと思っている。
参照:http://setouchitourism.or.jp/ja/info/nyt_52placestogoin2019/

②この離島ブームってのが面白い。この手のブームはだいたいメディア主導で作られるよね。僕はテレビとか見ないのでよく知らなかったんだけど、最近は離島を取り上げるテレビ番組が多いみたいね。農音への取材依頼もポツポツある。不思議に思って、取材依頼の電話でズバリ訊いてみた。「なんで最近、離島の取材が流行ってるんですか?」と。答えはこうだ。
「昔は予算があったから、海外ロケとか多かったんですけど、最近は予算的に厳しくて・・・。国内の離島なら、お金掛けずにちょっと海外感あるでしょ(苦笑)」
番組制作の予算不足が、結果的に離島ブームを生み出しているとは!笑

③これは全然笑えない問題。許可もらって見本誌の表紙写真アップしてるけど、週刊現代の表紙見て、これ。「60歳」「死ぬ」「相続」などなど、高齢化キーワードがヤバイ。12センチの法則内にまで死の話題が。なにせ編集者さんも認めてましたが、60代くらいの方がメインターゲットなんだそうです。38万部も発行されてる週刊誌の主な話題が高齢化・・・。そういう時代なんですよね。2000万円もは貯めてないけど、少し貯蓄を使って田舎に移住し、お金をかけない生活に切り替えよう!って人が今回のターゲットだった模様。田舎には、良い状態の物件が安くあるので、たしかに狙い目だし、お金ではない田舎の贅沢暮らしってのはたしかにある。

④爆発的ではないにせよ、10年くらい前から続いている地方移住ブームというかトレンドというか。愛媛県も地味に人気を高めてきてる様子。こないだ県の移住ツアーに協力したけど、聞けばけっこうドッカリ予算組んでますなぁ。最初は金かけて、知名度上げてからコスパを考えようってことなんでしょう。たしかに愛媛はイイトコではあるので、知ってもらえば移住者は増えそうな気がする。そして、そもそもどこに住むかは個人の自由なんだから、もっと人の移動があっていいと思う。血流のように人やモノが活発に流れて、地域は活性化していくのではなかろうか、と。

んで、農音が移住の窓口として考えて行かなきゃならないのは、引き続き若い人らが移住しやすい環境作りと、加えてシニア・シルバー世代の移住ならびに「いうても俺ら、まだまだ若いぜ」って方々がどのように地域の力になっていけるかという方針作りなんですよねぇ。
今度の総会の議題もそろそろ固めとかなきゃ・・・。

と、急に長々と考察してしまったけど、今日の本題は空き家。
「モノが良いのは分かるけど、ちょっと高いなぁ・・・」って言われてたあの物件が、大幅に値下げしてます。

実はけっこう頻繁に更新されてますので、ご確認下さい。
『離島の空き家』
https://ritou-akiya.com/

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